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オンライン内見(内覧)で聞くべきポイントは?メリット・デメリットも解説

こんにちは。
仙台生まれ、仙台育ちの二児のママ・ごめちんです。リンクアンド不動産のルームアドバイザーとして、仙台の街の情報や家事情などをお届けしています。

近年、お部屋探しの新しいスタイルとして、「オンライン内見」が注目されています。2020年以降は新型コロナウィルスの感染拡大により、オンライン内見を導入している不動産会社が多くなってきました。今回はオンライン内見の流れからメリット・デメリット、注意するべきポイントを詳しく紹介していきます。

オンライン内見とは?

ビデオ通話アプリを使ってオンラインで物件内見をすることです。内見希望者は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスがあれば、どこにいても内見が可能です。物件現地には不動産会社のスタッフが行き、部屋の中をビデオ通話でご案内します。遠方に住んでいる方や、検討している物件が複数ありすぎて絞りきれていない方などは、わざわざ現地に行かなくても、手軽に物件の内見ができます。

オンライン内見の流れ

では具体的にオンライン内見の基本的な流れをご紹介します。

  1. 内見希望の物件を探す

まずは内見したい物件をピックアップし、不動産会社に問い合わせます。中にはまだ居住中の物件もあるので、部屋の中を見られる物件であるかどうかを確認しましょう。

  1. オンライン内見の申し込みをする

内見が可能である場合、オンライン内見希望であることを伝えましょう。このときに希望エリアや予算などの条件を伝えておくと、不動産会社でも他に紹介できる物件をピックアップしてくれると思います。

  1. 不動産会社と日程調整を行う

内見可能な日を不動産会社と打ち合わせし、調整をします。日当たりなどが気になる場合は、日没より前の(仙台の日没は、夏は18時半頃、冬は16時半頃です)あまり遅くない時間帯の方がおすすめです。

  1. オンライン内見の準備をしておく

日程が決まったら、当日までにオンライン内見で必要なものを確認しておきます。

◇オンライン内見に必要なもの

  • パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイス
  • インターネットに接続できる環境
  • 指定されたビデオ通話アプリなどのインストール

また、事前に不動産会社のスタッフに、物件に関して気になっている部分などを伝えておくといいですね。

  1. 当日ビデオ通話で内見開始

不動産会社から指定されたURLなどにアクセスし、内見を始めます。

オンライン内見のメリットは?デメリットはあるの?

メリット

・遠方の物件でも内見できる

転勤や就職、進学などで遠く離れた場所に引っ越すことになった場合など、オンライン内見を利用すれば自宅にいながら物件を確認することができます。物件資料や写真だけではわからない部屋の様子を確認できるので、遠方にいながらも自宅でじっくりと物件探しをすることができます。

・時間の節約になる

引っ越しを検討している方の中には、忙しくてなかなか内見に時間をかけられないという場合もあるかと思います。物件を複数見たいとなると1日がかりになり、貴重な休日が終わってしまうことも。その点、オンライン内見だと移動の時間もかからず、平日の仕事の休憩時間や帰宅後などの隙間時間を利用して内見することが可能です。
また、長時間拘束されないため、子育て世帯にとってはお子さんの負担軽減にも繋がります。・

・交通費がかからない

実際の内見の際は、物件の近くまでの交通費は自己負担です。特に遠方からの引っ越しの場合はその分交通費もかかってきますので、できれば1回の内見で決めたいというプレッシャーもかかってしまいますよね。オンライン内見であれば、交通費を気にせずあちこちの物件を見ることができます。

・密な環境にならない

実際の内見の際は、不動産会社の営業車で回ったり、対面で話をしたりと、密な環境になりがちです。もちろん不動産会社それぞれが、ご案内の際は感染症対策に取り組んでいると思いますが、オンライン内見ではそのような密な環境を全く心配することがなく、内見が可能です。

・家族や友人といっしょに部屋を見ることができる

実際の内見の際に大人数で行くのは気が引ける、という場合もあります。例えばお子さんがたくさんいるご家庭や、初めてお子さんを一人暮らしさせる親御さんなど。自宅で部屋を内見することができれば、家族や友人などと一緒に物件を選ぶことができます。

デメリット

・通信料が発生する

オンライン内見ではビデオ通話アプリを使うことが必須となるため、内見中はずっと電話に繋いでいる必要があります。そのためWi-Fi環境がないと、通信費が大幅にかかってしまい、契約しているスマホの通信制限を超えてしまう恐れがあります。Wi-Fi環境が整っていない場合は、事前にスマホの契約プランの確認が必要です。

・安定した通信環境が必要

双方のインターネット環境が整っていないと、画質や音声に影響が出たり、途中で通信が切れてしまったりと、満足のいく内見ができない場合があります。内見希望者の自宅の通信環境を整えておくことはもちろんですが、内見するお部屋の通信環境が悪いこともあるため、事前に内見がうまくいかないケースもあることを理解しておくことが必要です。

・自分の体感でしか分からないことも

実際に中を見てみないとわからないことも多くあります。例えば部屋の匂いや騒音などは、感じ方に個人差もあるため、入居後に自分で思っていたのと違った、となる場合もあります。騒音なら窓を閉めた状態と、開けた状態で音が気にならないかどうかなど、担当者に聞いてみるのもいいでしょう。

オンライン内見で聞いておきたいポイント

オンライン内見を始める前に、内見時の押さえておきたいポイントを整理しておくとスムーズです。ここでは6つのチェックポイントをご紹介します。事前に担当者へ気になるポイントを伝えておくのもいいですね。

部屋の寸法

今使っている家電や家具が入るかどうかは重要なポイントです。特に事前に間取りや物件写真を見て、寸法が不安な箇所は実際に担当者に測ってもらうのがいいでしょう。また、家具の搬入経路のスペースが十分かどうかも確認しましょう。間取りによっては、室内ドアの間口は搬入可能であっても、廊下の形がいびつなために搬入できないという場合もあります。また、エレベーターがある物件は、そのサイズもチェックしておきましょう。

コンセントやアンテナ線の位置

コンセントやアンテナ線の位置は忘れずに確認しておきましょう。例えばキッチン周りの家電製品の置き場に使いやすそうなコンセントがあるかや、アンテナ線の位置によってテレビの置き場所はどのあたりがいいかなど確認しておくと、入居後の生活をよりイメージできるようになります。

室内の設備の有無と設置の可否

室内設備は物件によって異なりますが、例えばエアコンや照明器具、温水洗浄便座などがあるかどうかは確認しておきたいポイントです。エアコンや温水洗浄便座などは、まずは設置が可能かどうかの確認が必要です。エアコンや照明器具がない場合は、いくつ購入しなければならないのかも確認しましょう。また、浴室乾燥機がない場合は、室内物干しが備え付けられているかも確認しておきたいですね。

日当たり

日当たりは、物件探しでも特に重要視する方が多いかと思います。南向きや、大きい窓があるお部屋でも、隣の建物との位置関係によっては、思ったより明るくない!となることも。できれば内見は明るい時間帯がおすすめです。

共有部分を見せてもらう

ゴミ置き場や自転車置き場などの使い方で、その集合住宅の住民のマナーがわかるケースもあります。また、共有部分がきれいな物件は、オーナーさんまたは管理会社の管理が行き届いている証拠ですので、何かお部屋のトラブルがあった際にもきちんと対応してくれる傾向にあります。

周辺環境

物件周辺は内見前にGoogleマップなどで一度確認しておくのがおすすめです。最寄りの駅や、物件周辺にコンビニやスーパーなどがあるかも確認できます。

近くに線路が通っている、車の交通量が多い幹線道路がある、などの場合は騒音が気になることがあります。保育園や小学校などの教育施設が近い場合は、子どもの声が気になるという方もいると思います。周辺にそのような音が気になるものがあれば、部屋を見る際に、担当者に窓を閉めた状態で気になるかどうかを確認してもらうのがいいでしょう。

また、窓からの眺望も確認しておきましょう。例えば近くにお寺がある物件では、バルコニーからお墓が見えるというケースもあります。

事前に物件の周辺に何があるかを把握しておき、内見の際に気になる点を担当者に伝えておくと、当日もスムーズに案内してもらえます。

オンライン内見の注意点

事前準備をしっかりしておく

オンライン内見の日程が決まったら、まずは内見に必要な通信環境を準備しましょう。

次に見たい部屋に関しての質問事項をまとめておきましょう。本記事の6つのチェックポイントを参考にしてもらえると、内見で見るべきポイントが押さえられます。また、可能であれば事前に不動産担当者に伝えておくと、当日もその部分を重点的に案内してもらえるでしょう。

遠慮せずに聞く

オンライン内見では実際に自分で現地を細かく見られないので、よく見たい部分などは積極的に伝えましょう。例えば水回りの水圧は弱くないか水を出してもらったり、排水溝は掃除しやすい形か見せてもらったりなど、気になる点はアップにしてもらったりするなど、よく見せてもらうようにお願いしましょう。

オンライン内見のデメリットを把握しておく

オンライン内見だけではわからない、デメリットの部分も十分把握しておきましょう。もし現地に行くのが可能であれば、候補を絞ったうえで最終的には現地を実際に内見しにいくのがおすすめです。

まとめ

オンライン内見は通信環境さえあれば、どこにいても利用できる便利な内見方法です。遠方に住んでいる方は、何度も物件に足を運ばなくていいので交通費をかけずに内見することができます。物件を絞ることができます。新型コロナウイルスの感染症などが心配な方は、人との接触を避けつつ、部屋探しが可能です。

また近年では、IT重説(ITを利用した重要事項説明)の導入により、内見から契約までITを使って非対面でお部屋に入居することも可能になり、とても便利な時代になりました。

仙台でも多くの不動産会社がオンライン内見を取り入れていますが、中には導入していない会社もあります。オンライン内見が可能かどうかは、まず不動産会社へ相談してみてください。

リンクアンド不動産ではオンライン内見からIT重説まで、お客様のご要望に沿ったお部屋探しができます。お部屋探しから、ご入居まで丁寧にサポート致します。
ぜひお気軽にお問合せください。

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